連雲港の徐福研究から見る中日における徐福文化の伝承从连云港的徐福研究看中日徐福文化的传承开题报告
2020-05-20 21:08:50
1. 研究目的与意义(文献综述包含参考文献)
[1] 张良群 (2005)《徐福东渡》北京中国文艺出版社
徐福は東方へと航海し、彼が持ち込んだ中華文明は日本の土着文明と交わって共生し、何千年もの間縄文時代で停滞していた日本列島が弥生時代に向かう契機となった。それは日本に古代文明の夜明けをもたらした一筋の光にして、平和的貢献の旅行であり、意義は計り知れない。彼の偉業は、イタリア人コロンブスのアメリカ大陸到達には1700年以上、我が国の鄭和の南海遠征には1600年以上、先行している。古代より、徐福研究は文芸家や歴史研究者にとって馴染み深いものであった。
[2] 张良群(1998)《徐福故里揭谜(续集)》北京新世界出版社
2. 研究的基本内容、问题解决措施及方案
本稿の目的:『史記』に代表される正史には、徐福の東方航海に関する明確な記述があり、日中各地には、徐福が東海の仙薬を見つけに行ったまま帰らず日本に定住した、という趣旨の伝説が残っている。1980年代に連雲港市カン楡県徐阜村(旧名「徐福村」)という村が注目を浴び、専門家による考証の結果、文献上最初の来日外国人、徐福の故郷であることが判明した。それをきっかけに、連雲港市では深遠かつ継続的な徐福研究事業が始まり、東アジアにおける徐福ブームが起こった。徐福研究サークルの成立や徐福関連施設の建設、徐福シンポジウムと徐福節の開催に、そのことはよく表れている。筆者は徐福の偉大な精神について解読し、徐福東渡精神の伝承の一端を担いたい。そして最終的には、日中両国の共同ネットワーク作りや、徐福の文化的資源の整理、徐福関連産業の発展について、先行のものを検証したうえで、独自の提案を試みる。徐福精神に則って日中は友好を深め、あらゆる方面で協力すべきである。徐福研究を進めてゆく中で、『西遊記』を生み出したものについての大胆な仮説を、筆者は打ち立てた。すなわち、徐福は西遊記の原点なのである。
研究の手段:本稿は先行の研究を参考にして、徐福精神の内容を研究する。具体的な内容は次のように:
1連雲港市赣榆県における徐福の故郷の発見と考証。
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