1. 研究目的与意义（文献综述）

2018年上海のある中学校の給食問題から成都のある中学校が学生に賞味期限を過ぎた食品を提供した事件まで、最近の中国の小中学校の給食の安全性の問題がますます深刻化してきている。このような事件は国民の学校に対する信用に悪影響を及ぼす。社会の注目を集め、警察も介入したので、しかるべき解決がなされるべきである。しかし、この事件から私たちが考えるべきことは食の安全性の問題だけではなく、食の教育問題関連していることなのである。食の教育問題とはどのような方法で小中学校に安全で栄養のバランスがとれた給食を提供するか、どのような方法で次の世代に優れた食文化を伝えていくかを考える必要があるということだ。

以上の問題を解決するためには、ほかの国の経験を参考することが必要であると考えられる。そこで日本の食育文化の歴史は長くて、世界でも有名なので、この論文はまず日本の食育文化を背景に、日本の「食育推進計画」と「食育基本法」を考察することにする。それは日本の学校給食制度が登場した背景の説明し、実施している状況や具体的な措置を考察したうえで、中国の「栄養食計画」と比較することである。さらに我が国の「栄養食計画」及び学校給食の現状や問題を考察して、日本の学校給食制度から得られる示唆によって今後の対策を検討することにする。

日本の学校給食の歴史は、明治22年に始まり、第2次大戦後全国的に普及した。ところで給食制度についての先行研究は少なかった。この論文の中では、学校給食制度が登場した背景、学校給食の役割の記述、また学校給食の成果を調査によって得ている。他方、学校給食のあるべき姿と現状の問題を論考することによって、日本の給食制度の歴史をはっきり知ることができたのだが、それも本文の作成に大いに役立つようになった。特に学校の給食指導体制、児童の食生活に対する小学校教師の問題意識と指導の実態についてや給食に関する授業#12539;講習などで問題について調査と論考をしているところは我が国の給食に大きな啓示をもたらすと期待できる。平成17年に「食育基本法」が制定されて以降、今日に至るまでに、「食育」という言葉は広く浸透してきた。日本では食育の可能性や推進方法、今後の展望、それに食育についての評価等を検討する論文も少なかった。しかし、「食育基本法」と都道府県の食育推進計画、地域社会の食育活動に関する提言などについての検討は、我が国の食育文化の形成の参考にする価値があると考えられる。

2. 研究的基本内容与方案

基本内容、目标：

まずは、日本の学校給食制度についての説明である。この部分は三部に分かれている。第一部は日本が学校給食制度を企画した背景や目的、明治22年からの今までの発展の歴史を簡単に説明する。第二部は今の日本の学校給食制度の実施状況を紹介している。この部はある調査により、児童の食生活に対する小学校教師の問題意識と指導の実態、およびある学校の小中学校の学生の、給食への評価も説明している。第三部は日本の学校給食制度の具体的な実施方法の紹介と日本社会に対する意義の説明となっている。この部は学校の給食指導の体制や学年によって違う教科学習と関連させた合理的な食育の実践方法の紹介をしている。

次は、日本の食育文化についての説明である。この部は主に「食育基本法」と食育推進計画をめぐって説明する。第一部は「食育基本法」の企画と小中学校で実施する方法を説明する。この部は和食を食べる日本人の健康面での問題や、食育基本法をはじめとする食育推進のための日本の食育の方針の説明である。また国民運動と各地域が作成する推進計画などの内容も含んでいる。第二部は「食育推進計画」を例にして、その中に表した食育文化を考察する。5年ごとに「食育推進基本計画」が示す、次の5年間の推進目標を通して、食育で実現できる理想的な食生活から日本の食育文化を分析する。

3. 研究计划与安排

1月20日　 テーマを選定する。

2月20日　 アウトラインをする。

3月15日　「開題報告書」を提出する。

4. 参考文献（12篇以上）

[1] 宇高順子,門田なおみ.学校給食における栄養教育について[j].栄養学雑誌,1982年,40巻,3号,p131-140.

[2] 清野富久江.食育の推進について[j].日本調理科学会誌，2012年，45巻，1号，p56-61.

[3] 藤田誠一,吉池信男,稲山貴代,等.公共政策の視点からみた地域社会における食育の可能性[j].日本食育学会誌，2015年，9巻，2号，p197-205.