1．王 勁松 高橋 光輝（2015）「中国動漫産業の現状と今後について－中国政府政策分析および共同制作における取り組みの提案」　研究報告デジタルコンテンツクリエーション この研究によると、中国の動漫産業政策と中国動漫産業現状を分析し、今後注目される共同制作における取り組む。

中国の動漫産業は、1940 年代前後に始まり "鉄扇公主西遊記鉄扇公主の巻" という作品は日本で早期に上映されている。

しかし、その後は中国の社会現状により長い年月の間、中国の動漫産業は停滞し、成長できなかった。

そこで 2002 年に中国政府は、動漫産業を発展させる政策を策定した。

2005 年には中国の動漫会社を保護するため、海外のアニメ作品のテレビ放送を制限した。

これは中国動漫産業の保護が大きな目的で、この政策以降、本格的な動漫産業の政策が実行されていった。

その結果、2013 年の中国政府の統計データによると、中国のアニメ生産量は日本を超え世界一であると発表されている。

しかし、2002 年から現在まで中国の動漫産業政策は、作品の量を求めるあまり、作品の品質は非常に粗悪な作品となってしまった。

そこで中国政府は、今年から動漫産業の市場を諸外国にも開放し、輸入規制も緩和した。

そして中国のアニメを世界へ輸出しようとこれまでの政策を大きく転換している。