１．鳴海丈 ,#65378;萌え#65379;の起源 時代小説家が読み解くマンガ#65381;アニメの本質,ＰＨＰ新書, ２００９．９

『リボンの騎士』のサファイア、『バンパイヤ』の狼女#12539;ルリ子、『火の鳥2772』の万能アンドロイド#12539;オルガなど、手塚治虫の「変身するヒロイン」をキーワードに、日本のマンガ#12539;アニメが世界制覇した原動力の「萌え」、それを生んだ日本文化の核心を探る。ルパン三世と木枯し紋次郎の共通点、　シュワルツェネッガーvs長谷川一夫の軍配、アトムが太陽へ飛びこんだ理由など日本人による日本人のための作品が、世界中の人々の心をつかんだ最大の理由を時代小説家サブカルチャー論として分析を試みたものである。

２．加藤尚武,応用倫理学事典(839ページ), 丸善出版2010-04-01

社会にコミットする倫理学である「応用倫理学」の全貌が見渡せる、この分野初の中項目事典である。日本の「応用倫理学」各分野で活躍中の研究者総勢200名が執筆に参加し、様々な身の回りのキーワードについて、哲学的#12539;倫理学的概念を援用しながら具体的に考察する。収録されている中項目見出し語数は約350。巻末索引の収録語数は約3000語で、それぞれの用語に対応する英語も併記されている。

３．方亭，从动漫流行语解读中国青年亚文化的心理症候#8212;#8212;以#8220;萝莉#8221;#8220;伪娘#8221;#8220;宅男/宅女#8221;为例，中国青年研究 2011年01期

この論文は中国の若者のサブカルチャーについて詳しく説明している。サブカルチャーと主流文化の区別、サブカルチャーの形成原因と影響を述べている。そして、サブカルチャーの研究方法を紹介し、特にアニメの流行語に注目して中国の若者のサブカルチャーを研究している。その中では、例として「ロリ」、「偽娘」と「オタク」を挙げて、一つ一つ分析している。最後に、中国若者のサブカルチャーの心理についての結論を述べている。

４．黄宇雁，#8220;萌#8221;与#8220;萌え#8221;#8212;#8212;试析中国流行文化对日本文化的受容，"萌"(meng) and "萌え"(moe):A Tentative Analysis of the Acceptance of Japanese Culture in Chinese Popular Culture，浙江外国语学院学报 2012年03期

この論文は、「萌え」という言葉が中国に入ってからの語義の変化と「萌え」の文化表象から、中日文化背景の違いを探求している。そして、「萌え文化」が中国で発展してきた成り行きと見込みを分析する。具体的には「萌え」という言葉の両国での語義変化を分析し、萌え文化の両国での違いを明らかにし、「萌え文化」の形成原因を分析する一方、また萌え文化と日本の集団意識の関係を探求している。

5．蒋兆雷，叶兵，关于都市#8220;萌文化#8221;现象的研究,中国青年研究 2010年03期

この論文は萌え文化の起源を明確にして、なぜ萌え文化がはやっているかを明らかにして、萌え文化の成り行きを述べている。文章の最後、筆者は萌え文化に対する注意するべき問題を指摘している。